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　［イスラマバード　１０日　ロイター］　１９９９年に失脚して国外追放となったパキスタンのシャリフ元首相（５７）が１０日、英国の弁護士団と支持者らを伴い、７年ぶりに帰国した。
　シャリフ元首相は、着陸時に機中でロイター記者に対し「気分はとてもよい。あらゆる状況に立ち向かう準備ができている」と語った。
　着陸後、移民当局者が搭乗してシャリフ元首相にパスポートの提示を求めた。
　シャリフ元首相のスポークスマンは「われわれは、少なくとも皆が確実に同じバスで移動できるよう手配している」と述べた。
　シャリフ元首相は、英国を出発する際、記者団に「私の野心は明白だ。それはパキスタンを再び民主主義統治下に取り戻すことだ。さもなければ、現在のような混沌が続くことになる」と述べた。